スコーンとサンダー

水洗いの日。作業しながら、しろひげ先生は頭の中で予定を確認していたようで、

「明日はアイツが作業の日だな。スコーン」

と言いました。


スコーンは杉本さん。しろひげ先生は絵師のみんなにあだ名をつます。杉本さんが手作りスコーンを差し入れして下さってから、スコーンというあだ名がついちゃって、ちょっと、いや、とっても適当な白ひげ先生です。

シャッターの洗いの次はヤスリがけです。店舗のシャッターは案外凸凹しているのです。

ガムテープが張り付いていた跡や、上から塗られたペンキの跡などを、シャッターを描く前に綺麗にします。いわばキャンバス作り。ここが汚いと跡が大変になるので、実はかなり大切な作業です。


水洗いの次の日に、ヤスリをかけるのは、杉本さん。

でも、実は第二章幕開けの神原薬局さん開始の時に、しろひげ先生が、やすりがけを必死に頑張った押野さんにつけたあだ名が、「サンダー押野」

適当ですね、THE  テ、キ、トー。

ちなみに実家が画材屋さんだった、スージーさんは、「ザイヤー」というあだ名が付けられました。あだ名だけ聞いても、まさか画材屋のザイヤーだなんて誰も気がつきませんね。


でも実際は、スコーンだサンダーだ、ザイヤーだって言っているのは、しろひげ先生だけ。全然周りのみんなには浸透していません。

ちょっとリングネームみたいで、(昭和感ありますよね。ここだけの話秘密ですよ)誰もピンとこないのかも。


でも、、、さっき気づいたのですが、

しろひげ先生、女性陣にはちゃんと、しょうこさんとかユキちゃんとか、敬称ありで呼んで下さっています。こんなところにしろひげ先生の気遣いが。。。


我々絵師は実はしろひげ先生のことを、Ziと呼ばせてもらっています。さん、とか、様、をつけると怒られますよ!

しろひげ先生Ziに、キャラ立ちさせていただいて、スクスク育っている絵師たちです。








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