リターンやらお金の概念やら。

「しょうこさんもなにかリターンを考えてくださいね。ニッコリ」

マネージャーのトモさんから第一章の時に声がかかりました。


「えええ。どうしよ」

私って、お金が絡むことがめんどくさくなる性質があるのです。

「自分のやる事で自分で対価決めるなんて、そんなそんな……」みたいなね。


それで頭捻って、第一章第二章と、リターンを用意しましたが、最終章は、「『本!』

シャッタープロジェクトの全てが詰まった本はどうだろう」と思いました。


実は、シャッター描きが終わっても仲間と何かやっていたいというのが本当のところ。

だって、モノを作っていく過程って「なかよしこよし」じゃ済まなくて、色々乗り越えて、一つの船の乗組員みたいな関係になれるじゃないですか。

大人になって、背負った背景の違う人たちが、そういう関係になるってスゴい事だと思うのです。雑誌みたいなモノなら関わってくれた人たちのところに取材として会いにも行けるし、作ったモノを見てみてー!って手渡すことができるし。これはいい!!


そして、私は本を作るのが得意なのだ。

詰め込みたいことを練って、構成を考えて、配置デザインを妄想して、取材して、切って貼って……あああ!楽しすぎる!!



だから、『本』作ります!


って、ほとんど、自分の楽しみの為にやるってバレちゃってますけど。。。


でも、他のリターンもその人の特技を生かした楽しいものばかり!

白ひげ先生のポストカードは必携だし、オリジナルグッズも格好いいよね。

色々なお店のお食事券なんてスッゴイお得だわ。。。



シャッタープロジェクトの面白いところとしては、その資金の集め方、なのだと思います。

お店のシャッターにヨソの店の広告が入るって、画期的じゃないですか。(だってライバル店かもしれないのに!)



何にでもまつわるお金のこと。

「何やるのでもお金がかかる……ホント嫌になっちゃうよ。」という昨今。に、「あ!そうか!」という楽しい仕掛け。


シャッタープロジェクトはだののお金の動きを見ていると、子供がどんどん育っていく様子に似ているところがあるなと思います。

産まれたばかりの頃はヨチヨチ頼りなくても、両親や周りの人に愛情を注がれて大きくなって頼もしくなり、親たちが思っても見なかったような活躍をして、やがてみんなのシャッターくんになっていく。


私に楽しいお金。の側面を教えてくれたシャッタープロジェクトはだのであります。

お金ってエネルギーなんだね。あったかいよ。しみじみ。

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